テトロン糸は絹糸と比べ少し手触りが硬めで、切れにくく、夏など暑い時や舞台の照明の強いところ、また乾燥の激しい時期などが糸の硬さも適しています。 ナイロン糸は少し軟らかい手触りで甲高い音で遠くまで響きます。しかし熱に弱く、暑くなってくると膨張して伸びやすくなります。また、テトロン製よりも素材自体は軟らかいので、タッチ感は絹糸に近いものがあります。 テトロン、ナイロン糸は切れにくく長持ちいたします。 (津軽三味線の三の糸ではナイロン糸が主流となっています。) |
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三味線の種類による糸の組み合わせ例 |
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一の糸 | 二の糸 | 三の糸 | |
長唄 | ◆15−1 ◆15−1 ◆16−1 |
13−2 13−2 14−2 |
13−3 12−3 12−3 |
民謡 | ◆15−1 ◆17−1 ◆18−1 |
13−2 15−2 13−2 |
12−3 13−3 13−3 |
地唄 | ◆14−1 ◆15−1 ◆16−1 |
14−2 15−2 |
14−3 15−3 |
小唄 | ◆17−1 ◆16−1 |
15−2 14−2 |
13−3 12−3 |
津軽 | ◆25−1 ◆28−1 ◆30−1 ◆85−1 |
15−2 16−2 |
13−3 14−3 |
※組み合わせ例ですので、個人の好みにより多少異なります。 津軽三味線の場合は三の糸はナイロン糸がおすすめです。 |
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