和楽器市場









弊社で販売しております琴(中級品琴、くり甲琴)は経済産業大臣指定伝統的工芸品でございます。

伝統的工芸品とは「伝統的工芸品産業の振興に関する法律」に基づいて、経済産業大臣が指定するものです。
伝統的工芸品として指定されるには、以下の5つの要件を満たす必要があります。
1.主として日常生活のように供されるものであること
2.製造過程の主要部分が手工業的であること
3.伝統的技術・技法によって製造されるものであること
4.伝統的に使用されてきた原材料であること
5.一定の地域で産地を形成していること


特長・・・広島県福山市では、歴代藩主の奨励により歌謡、音曲が盛んに行われたことから琴の需要が多く、江戸時代初期から生産され始めました。
最高級の桐乾燥材を使用し、精巧な細工が施される等、手作りの良さが随所にあふれています。
また、楽器として初の伝統的工芸品に指定された福山琴は、全国生産量の多くを占めています。ちなみに、名曲「春の海」は鞆の浦をイメ−ジして
作られたものといわれ、名琴地・福山を印象づけています。






日本一豊富な在庫数と品ぞろえ (弊社内)




琴は柏葉、四分六板でランク付けされております。本体はすべて桐材ですが、柏葉や四分六板の材質にはランク別に
花梨、紫檀、紅木材を使用し、縁取りがあるものや最高級琴のくり甲のように玉縁包みという方法を用いるなど様々です。





コトを表す漢字に「箏」と「琴」がありますが、箏は現在普通にコトと呼んでいる十三絃の楽器をさし、琴は柱(じ)を
用いない七絃の楽器で「きん」と読みます。
現在では常用漢字の中に琴の文字しか含まれていないため、一般的には箏よりも琴の方が通りが良いです。
しかし、筝曲の道に関係する人達は箏の字を「こと」と読んだり、筝曲(そうきょく)というふうに使っています。





中国より雅楽の楽器の一つとして伝来しましたが、日本の箏曲の発祥は九州・久留米の僧賢順が雅楽と琴曲の影響を受けて筑紫流といわれる箏(琴)の音楽を室町時代末期に大成したことに始まります。
筑紫流は、その後八橋流を経て生田流、山田流を生み出しました。
十八世紀に江戸の山田検校が、それまで三味線の伴奏役であった琴を主楽器として作曲したのにあわせて、琴師重元房吉が楽器の改良をおこない、琴の長さを六尺とし、厚みもそれまでのものよりも厚くし、縦方向のソリを強くして音量の増加を図りました。これが山田琴の原型で、現在では、山田流、生田流を問わず山田琴が使用されています。




 
       
(1)樹齢40〜50年位直径40p
以上の桐を使用します。


(2)丸太の切り口と側面を少し
削り取ったところから木の中の木
目の入り方を想像して木の伐り方
を決めます。

(3)2〜3年陰干しをして曲がり
を充分に出し切り又、甲を充分に
乾かします。
(4)乾燥された荒甲を鉋で削り
込んで正規の山を作ります。
(5)裏板を削りは丁斧(ちょうな)
でくり抜いていきます。

(6)くり甲作りの場合,音を少し
でも良くするため、裏板に鑿(ノミ)
で彫り込みを入れます。

(7)裏板のつけ方にはべたづけ
とくり甲づくりの二通りの方法があ
ります。
(8)真っ赤に焼いた鏝(こて)で
木の表面を焼き、その後ウズクリ
で表面をこすり、きれいな木目を
出します。


       
       
(9)口前は唐木を使ったり彫刻
金具を掘り込んだりします。
(10)琴のランクを決める柏葉
部分はベタ作りと透し作りがあります。
(11)座金を打つ時は四分六板
を割らない様、細心の注意が要求
されます。
 







ベタ作り(花梨巻)

琴の四分六板、柏葉、竜角、雲角のいずれにもプラスチックや骨などで縁取りしないのを、
「ベタ作り」といいます。琴の中では一番値段が安く、お稽古用として使われます。


口角(花梨巻・紫檀巻)

口角というのは、竜角と雲角に一本の角を入れて飾りをしたものを言います。一般的に
お稽古用として使われています。また、上等の原木を使ったことでも質素に見せるために
紅木などでベタ作りや口角作りにすることもあります。
  


半上角作り(紫檀巻)

四分六板に、プラスチックや角などで縁どりするのを、半上角といいます。柏葉には縁どりを
しません。少し上等に見せるために、口前に口前金具を入れる場合もあり、半上角金口と
いっています。半上角作りの琴は、中級以下の品物なので、一般的には四分六板や竜角、
雲角の材料としては紫檀を用います。
 


上角作り(紅木巻)

四分六板のほかに、柏葉も縁どりしたものを上角と言います。縁どりに使う材料はプラスチック、
舎利などです。このクラスから四分六板、竜角などの材料は紅木を使います。また、口前に金口
を入れた上角金口もございます。


玉縁くり甲(紅木巻又は象牙巻)

四分六板や柏葉の縁どりに、玉縁包みという方法を用います。琴の中「甲の裏側」に音響を
良くするために綾杉紋様を彫ります。(二重に彫られた子持綾杉紋様もあります)また、くり甲
といって甲と裏板のつなぎ目がない作りになっており、琴の中では最高のクラスになります。
琴もこのクラスになると芸術品、芸術品的な様相を帯びてきます。


十七弦

十七弦琴は、低音楽器です。琴(13本)と違って17本の絃を使います。洋楽器で言えば、
チェロなどの音域を担当しますので、絃も低音用に太いものを使います。
十七弦にも、ベタ作りやくり甲作りなどがあり、四分六や柏葉には紫檀や紅木などを用います。







それは一言で申し上げますとインターネット販売により販売地域が全国に広がり多くのお客様からご購入いただいているからなのです!

弊社はインターネットがまだ普及していない頃の販売地域は地元とその周辺地域だけでした。今でもインターネットでの販売をしていない和楽器店は以前と変わらず販売地域は地元とその周辺地域のみです。販売地域が狭いとお客様の数も限られてきますし、売れる商品の数も限られてきます。三味線や琴が昔から今も変わらず大変高い価格で販売されているのは売れる数が洋楽器などに比べて圧倒的に少ないからなのです。

通常、「客数が多い(売り足が早い)と利幅は低く(低価格)、売り足が遅いと、利益率は高く(高価格)」という原則があります。

弊社では以前は地元のみでの販売を行っておりましたので他店と同様、売り足が遅い分、利益率を高く設定し高価格にて三味線や琴を販売しておりました。
しかし、インターネットでの販売を始めたことにより販売地域が全国に広がった為、
多くのお客様からご利用いただくようになり、今までよりも利幅を低く設定することが出来るようになりました。
今でも地元のみで営業している和楽器店は売り足が遅い分、以前と変わらず利益率を非常に高くしている為に高価格なのです。(でもこれは致し方ないのかもしれません)

以前は三味線や琴等を習いたくても、高額な楽器購入がネックとなり断念してしまう方も少なくありませんでしたが、インターネット販売により低価格化を実現し、今では全国の多くのお客様からご利用いただいております。本当に感謝の一言です。

圧倒的な低価格販売を行っていることで同業者からのご批判も非常に多いですが、弊社では全国の多くのお客様に少しでも喜んでいただくよう日々努力し、より良い品質と確かな技術でご納得いただける商品をお客様にお届けして参ります。

弊社でご購入いただきましたお客さまからのご感想もご覧ください。